楽しんで仕事をしたいと、
いつも思ってます
楽しい人。足立梨花をひとことでいうなら、断然、そうなる。はじめて会った人とも気さくに話して、気取ったところがない。彼女と仕事をする人たちの心にすがすがしいものを残すので、多くのスタッフに愛されている。「ウナコーワ」「進研ゼミ高校講座」のCMなどで注目を集めた彼女は、個性的な雰囲気を持つ存在として、デビュー当時から注目を集めてきた。その素顔に迫ってみたい。
足立梨花は、2007年、これまで深田恭子・綾瀬はるか・石原さとみらを輩出してきた「ホリプロタレントスカウトキャラバン」で5万1923人の応募者の中からグランプリに選ばれて、芸能界入り。08年に出演した興和「新ウナコーワもろこしヘッド」のCMでコミカルな「もろこし体操」を踊って人気を集めた。
「ウナコーワのCMで足立梨花という存在を知ってもらったと思うので、出演させていただいて、よかったなと感じてます。撮影現場は、楽しかったですね。今まで出演した昔の仕事を振り返ると、どれも楽しかったということしか思い出せない。これからも楽しんで仕事をして、見ている人に“楽しそうにやってるなあ”って感じてもらえたら、うれしいです」
最近では、NHK朝ドラ『ゲゲゲの女房』でヒロインが幼少だった頃の物語で姉・ユキエ役を大人っぽく演じた姿が、記憶に新しい。
「これまでの出演作では出演者の中で自分が一番年下のことが多かったですが、『ゲゲゲの女房』では姉役で、自分が引っ張っていかないといけないんだなと思って、不思議な気持ちでした。でも、私自身も弟がいて実生活でもお姉ちゃんなので、世話焼きで、困っている人がいると、ついやってあげたくなっちゃうんです」
女優とタレント活動の両方ができて、
得してる気分です
今年4月からJリーグ特命PR部女子マネージャーに任命され、試合が開催される全国のスタジアムでサッカーの宣伝役をつとめている。広島では、地元チームのサンフレッチェとコラボレートしたグッズを企画。試合会場で自ら手売りして、完売させたことも。
「全国、いろんなところに行きました。札幌で食べた海の幸がおいしかったし、徳島では阿波尾鶏という地鶏の料理と鳴門金時の天ぷら、広島では、お好み焼きを…誰か止めてくれないと、いつまでも食べ物の話になってしまいそうです(笑)。女優も、JリーグのPRのようなタレントとしての仕事も両方楽しくて、違った魅力があるので、両方をやらせていただいていて、得してる気分になります」
デビュー当時より最近のほうが、
じっとしないで動いてるかも
今回のこのスペシャルインタビューの写真では、白の衣装でナチュラルな足立梨花、カジュアルに元気あふれる足立梨花、ちょっと大人っぽい足立梨花と、いろんな表情を見せてくれた。しかし、ふだんの彼女は、とにかく元気いっぱい。表参道の路地での撮影中も、街灯に抱きついて木登りをするようなしぐさを見せたり、撮影風景を2階の窓から見ていた見知らぬ美容師さんに手を振ったりするなど、お茶目な一面をのぞかせていた。
「デビュー当時より今のほうが、ちょこまか動いていてるかも。じっとしていられないタイプです(笑)。自分は、常に笑っている気がします。“梨花の笑い声は、遠くからもすぐにわかる”って友達にも言われます。仕事をしていても、いつも素でいよう、って心がけてますね」
いろんな色を持っているので、
今の私は虹色です
幅広い分野で活躍して、いろんな顔を持っている足立梨花だけに、このインタビューコーナーでは恒例となった、「自分を色にたとえると?」という質問に対しても、彼女らしい答えが返ってきた。
「デビューしたばかりの頃だったら白って答えてたと思いますが、今はレインボー。いろんな色があります、ということで。最近は、いろんな表情ができるようになってきたし、メイクさんにも“最近、メイクがよく似合うようになってきたね”って言われます。成長してるんだと思います。これからもいろんなチャレンジをして、その先の自分につなげていきたいです」
彼女は、誰々のような人…というのではなく、自分だけのポジションを持っていて、アイドルでも女優でもない、「足立梨花」というジャンルを作りつつある。その好感度の高さと、ひと目で彼女とわかるキャッチーなルックスの魅力が、さらにいろんな場所で発揮されるはずだ。雨上がりの空に架かった美しい虹のように、彼女が出演するCMやドラマは、見る人に元気と明日への活力を与えてくれる。
取材・文/高倉文紀(美少女評論家)
カメラマン/鎌田拳太郎 スタイリスト/奈雲恵里 ヘアメイク/市川良子
衣裳提供/
足立 梨花
07年、第32回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞。08年 映画「愛流通センター」で女優&主演デビュー。また、アサヒフードアンドヘルス ケア「BALANCE UP SOYクリスプ」、興和「ウナコーワ」、ナイキ等CMにも多数 出演。10年にはJリーグ特命PR部女子マネージャーに就任、NHKドラマ「ゲゲゲ の女房」出演。雑誌「duet」、「BOMB」の二誌でレギュラー連載も。
- 趣味•特技を教えてください。
趣味:ご当地キティ集め
特技:ソフトテニス
- 目標とするタレントさんは誰ですか?
アッコさんみたいにBIGになりたいので
『和田アキ子』さんが目標とするタレントさんです!
- どのようなCMに出演してみたいですか?
食べ物が好きなので、お菓子や飲料系のCMに出演してみたいです。
食べられる物であればなんでもOK!!
- 事務所担当者コメント
足立梨花のコンセプトは「クラスにいそうで、いない子」です。
チャームポイントのハニカミ笑顔で世界中を癒します!
2010Jリーグ特命PR部 女子マネージャーに就任!! 2010年前期NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」に出演! 2010年5月公開予定映画「音楽人」に友情出演! |
■CM アサヒフードアンドヘルスケア「BALANCEUPSOY クリスプ」 興和株式会社「ウナコーワシリーズ」 ナイキジャパン「PDKジャージ広告キャラクター」 オープンドア「大集合NEO」 ベネッセコーポレーション「進研ゼミ 高校講座」 つばさレコーズ「あいのりコンピレーションアルバム」 ■映画 「愛流通センター」(初出演初主演映画) オムニバス映画「非女子図鑑」(第1話「占いタマエ」主演) ■TV TBS「アッコにおまかせ!」 EX「はじめての芸能界ごあいさつスペシャル」 TBS「オビラジR」 NHK総合「環境特番?風が吹けば○○が大変だSP」 ナビゲーター NHK-hi「Cool JAPAN」 密着 EX「シルシルミシル」 YTV「ダウンタウンDX」 スカパー!「エンタ セレクション」 EXドラマ 「未来講師めぐる」 (第8話、第10話) NTVスペシャルドラマ 「先生はエライっ!」 NTVドラマ「スクラップ・ティーチャー?教師再生?」 レギュラー NHKドラマ「ふたつのスピカ」メインキャスト LISMOドラマ「Hollo,Goodbye」 ■PV アンジェラ・アキ 「手紙 ?拝啓 十五の君へ?] (ソニーミュージック) 遊助「ライオン」(ソニーミュージック) |
■写真集 「リカ1」 (学研) 撮影:鯨井康雄 広告アートディレクター廣岡秀司氏の初ディレクション作品 「16→17 ボラカイ島へ行ってきましたっ!」(学研) 撮影:長野博文 ■DVD 「鯨、ときどき馬」 (ポニーキャニオン) 広告クリエーター弟子丸宏氏を監督に迎えた待望の1stDVD! ■雑誌 「Duet」(ホーム社) レギュラー連載 <2008.4?> 「Myojo」(集英社) レギュラー連載 <2008.9?> 「Wink Up」(ワニブックス)レギュラー連載<2009.3?> 「BOMB」(学研)レギュラー<2009.4?> 「ビッグコミックスピリッツ」(小学館コミック)表紙巻頭グラビア 「ヤングガンガン」(スクエアエニックス)表紙巻頭グラビア 「Pure×Pure」表紙 「CAPA」表紙 「Custom Scooter」表紙 「B.L.T.U?17」表紙 「SPA」表紙 「BOMB」表紙 「UP to boy」 「POTATO」 「CUTiE」 「PS」 「street JACK」 「週刊文春」原色美女図鑑 「週刊プレイボーイ」 「月刊De?View」 「ザ・テレビジョン」 「月刊ザ・テレビジョン」 「sabra」 「週刊大衆」 「Kindai」 「Zipper」 「memew」 「日経エンタテイメント」 「CM NOW」 ほか多数 |
【イー・スピリット編集後記】
気さくで明るいキャラクターで現場を明るくしてくれた足立梨花さん。撮影では思わずどきっとしてしまうような大人の表情でスタッフを魅了。服装や髪形でこんなにもがらっと雰囲気が変わって、そのどれもが違和感なく似合ってしまうなんて、これも一つの才能ですね。
元気な雰囲気だとお菓子や飲料、大人っぽい雰囲気だと化粧品系やシャンプーなども良いかもしれません。また、保険や公共のものなど、クリーンなイメージのものも合いますね。